コンプライアンスと組織風土との関連性

昨年最後のブログに「コンプライアンス問題の解決に向けて」という趣旨で描きました。 私たちのように組織風土の問題と日ごろから向き合っている人間にとっては、コンプライアンスと組織風土とが極めて密接に関連している、ということは自明のことなのですが、誰にとっても同じようにこの二つの事柄の関連性は理解しやすくはないらしく、いくつか質問をいただきました。 理解し易くない、というのは、よく考えてみ…

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コンプライアンスの問題解決に向けて

食品への農薬混入の問題がまた年末の新聞を賑わせています。まだ、この問題は本当のところどういう問題なのか不明のようですが、今年もこの種のコンプライアンス関連の問題が何回も新聞で取り上げられています。 こうした問題の多くは内部告発がきっかけで大きな問題に燃え広がっていきます。 そういう意味ではこうした内部告発が出てくる可能性を持つ会社は実は非常に多いのが現状です。日本の中堅規模以上の会社…

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特定秘密保護法の成立

特定秘密保護法が成立しました。世論を敵にまわしての成立です。 もともと日本は機密情報が漏れやすいと言われていたようです。確かに国家としてそれは問題だと思います。 ただ一方で、もう一つ重要な問題が有ります。 問題なのは官僚の体質です。非常に強い隠ぺい体質を持っている、という事実もそうですし、官僚の裁量行政なども大きな問題です。ルールが明確でないことに乗っかって官僚がその裁量で権力…

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トヨタの改革について

トヨタの業績が回復して、また世間での評価も上ってきているようですね。 私はトヨタ前社長時代の拡大戦略にはかなり疑問を持っていましたから、豊田彰男社長が登場して大ナタを振るうのを好感を持って見ていたのです。結果も出てきていますし、問題はないように思うのですが、実はトヨタ関係者の間では評判が大変悪いのです。(もちろんそれなりの人数に聞いてはいますがちんとサーベイをしたわけでありません)社長にな…

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「スコラ式」プロセスデザインの情報観

「スコラ式」プロセスデザインのもう一つの特徴はその情報観です。 情報観は人間観ときっても切れない関係です。というのも、情報は、もし人間と関係のないところに存在するとしたら、それ自体としては特に意味を持ちません。人から発せられたり、人に受け取られることで初めて意味を持つのです。 ということは同じ言葉が発せられたとしても、その持つ意味、もたらされる意味は状況次第で変わってくる、ということ…

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「スコラ式」プロセスデザインの人間観

「スコラ式」プロセスデザインで特徴的なのはその人間観です。ありのままに人間というものを見る、というのが基本です。 ありのままに見る、という場合、人間のいちばん人間らしいところ、というのは「努力」ということができる、というところだと思います。 犬も猿も馬も全力で走る、ということはありますが、あれを努力していると表現するのは正確ではありません。 これに対して、人間がマラソンをするの…

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「スコラ式」プロセスデザイン

私たちは「スコラ式」プロセスデザイン、という言葉を私たちスコラが組織を変革していくときの思想を表している、と思っています。 「スコラ式」プロセスデザインとは何か、と一言で言うのは大変難しいのですが、それは「あらかじめ答えを用意して他の人とかかわるのではなく、かかわりの中で話を積み重ねながら一緒に答えを見つけ出し創り上げていこう」という姿勢に集約されるのではないか、と思います。 他の人…

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