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zoom RSS 組織風土改革とはそもそも何か

<<   作成日時 : 2010/01/11 10:27   >>

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ここ何回か、私がよく遭遇する誤解、について書いてきました。

誤解、ということでいうなら、そもそも風土改革、というスコラ・コンサルトという会社が提供しているサービスに関する世間の誤解もかなり大きなものがあるように思います。

というのも、スコラがやっているようなサービスが仕事として成立すること(つまり対価に見合った成果を期待し得る、という意味で)をなかなか想像できる人がいない、ということがその主な理由だろうと思います。確かにスコラの言っていることは良いことだとは思うけど、費用をわざわざかけてまでやる価値があるのか、ということなのです。

確かに、コミュニケーションを良くする、ということだけが風土改革ならそうかもしれません。
というのも、スコラの提供しているサービスは、オフサイトミーティングなどを通じて組織のコミュニケーションを良くしていくことだ、と頭から信じきっている人が圧倒的多数を占めていることにそもそも問題があるように思います。
しかし、これはまったくの誤解なのです。

風土改革というのは決してコミュニケーションを良くする事だけがその守備範囲ではありません。コミュニケーションを良くする、というのは風土改革の必要条件の一つではありますが決して十分条件ではない、ということです。

事実そのものよりもそのことに誰が絡んでいる、というのが判断の基準になってしまっていたり、
中身ではなく形式や手続きが正しいかどうかが重視されたりする、
というのは良く見受けられる現象ではありますが、実はこうしたことが日本企業の生産性を著しく低めているのです。

こうした状態を、事実に基づいて経営が行なわれる、ように変えていくのが風土改革なのです。そういう意味では、コミュニケーションが良くなることが大切なのは事実を伝えやすくなるからです。

何かを伝えるときに、事実をありのまま伝えるのか、それともたとえば権力を持っている人がその事実を不愉快に感じるだろうと想像したとき、事実と異なることをあたかも事実であるかのように伝えてしまうのか、ではその情報を下にしてなされる結果は随分違ってくるのは誰が考えても当たり前です。

つまり、コミュニケーションを良くしたり、組織を進化させていく価値観を共有していくことは事実に基づく経営を実現するための必要条件の一つであるのです。

もちろん、コミュニケーションが良くなるだけで事実が見えてくるわけではありません。事実に基づく経営を実践しようと思えば、事実を見えやすくする仕組みも必要です。いわゆる見える化ですね。しくみを上手に作ることで事実が浮かび上がりやすくなるからです。

事実に基づく経営がなされるようになることは間違いなく経済合理性を非常に高めるのはこれまた誰が考えてもわかります。

風土改革というのは簡単になしうることではないけれども、世間でもたれている印象よりははるかに業績に直結する事柄だ、ということです。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
 柴田さん こんにちは
ISOWA PRESSを担当する方に いい社風のイメージを質問してみたんです
そしたら 和気あいあいと言うことじゃなく「苦労及び喜び(又は悲しみ)を共有できる事」だというんです。
チームとしてパワーを出すって言うことですよね。
仲間を信頼して自分の仕事に集中できる・・・
第一線の社員がこういうことを自分のことばで語れるようになること・・・これが風土改革なんだなぁって感じています。
さて・・・当社の社員はなんて答えるだろう・・・って心配にもなるのですが きっとそれなりに回答できるメンバーも育っているはずですが・・・
こういう回答を聞いたら誤解なんてしませんよね
だって 社員のことばなんですから・・・業績に繋がるって感覚的に解ります。
仕組みや 個人の承認によって こういうマインドが全体に広がるよう努力していこうと感じています
acb
2010/01/13 13:55
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