民主主義

2010年の12月のブログに日本の民主主義について書いています。。その時は利権がらみの話と、民主主義とは何か、について考える習慣を私たち日本人が持つことの必要性を書きました。

こうした政治における民主主義というものと組織において必要とされている民主主義とは必ずしも同一とは言えませんが、本質的な意味では共通している部分があると思います。

民主主義というものの本質は何だと考えるべきなのでしょうか。

私の考えている民主主義というものの本質は、人が社会の中で何か問題を認識した時、その問題を解決できる基本的な環境が存在することこそが民主主義が機能している状態、だという認識です。問題を解決し得る条件がそもそもあるのか、それとも解決をあきらめざるを得ないのか、には組織の中での生き方に決定的な違いが生じるからです。

つまり、民主主義が機能している組織というのは、問題を見つけて、それを解決すること通じて社会そのものが発達していく、というサイクルが廻っている組織、ということをも意味しています。

反対に、問題を見つけても見て見ぬふりをせざるを得ない状態の組織に属している人々には民主主義は機能していない、といい得ることができます。

また、組織の中で民主主義が機能している、ということと、組織の教養度が高い、ということの間にはかなり高い相関関係があるように私には思えます。

組織の教養度の高い人、つまり、いかに生きるべきかを自らに問い続ける姿勢、社会の中での自らの位置、果たすべき役割、を自らに問い続ける姿勢を持つ人が主要なポジションを占める組織は私の経験上、多くの場合、民主主義が機能している、と言い切っても間違いがないように思う、ということです。