プロフェッショナルなチームワークについて

チームワークについては今まで既にこのブログでも何回か触れたことがあったように記憶しています。しかし、ある意味では質の高い組織を有り様を考えるとき、最も大切な概念でもあるので、最近考えていることを書いてみます。

言うまでもなく、チームワークが大切、といっても人が集まれば必ずしもいつも必要とされるものではないと思います。というのも、特に共通する目的を持たない人間同士を一つの単位として見るとき(例えば、ご近所さん同士、などが考えられますが)などは共有する目的を通常は持っていません。こういうとき、特にチームワークを云々する必要はないわけで、お互いどうし仲良く過ごしていくことが必要とされるだけです。そういう意味では、ご近所さんというのは、多少の違和感には目をつぶって、互いに合わせ合うことで十分機能するのです。

これに対し、プロフェッショナルなチームワークというのはまったく別の関係性をお互いの人間関係に必要としています。

つまり、目指すものを共有していることがまず必要であることと。もう一つは「動きの原則」もしくは「考え方の原理」さらには「ある種の判断基準」といったものの共有が必要とされているのです。

サッカーで言えば、最初に誰かがファーストディフェンスに行くとしたらそれに連動して、カバーに行くもの、サポートに行くものなどが、流れるよう動くのがチームワークです。そのためにはお互いどうしが「動きの原則」を共有していることが必要なのです。

私が、ものごとの進化に欠かせない、実践的方法論、と呼んでいるものも実はこうした「考え方の原理」のひとつです。

こういうものを共有していてはじめて、人間はプロフェッショナルなチームワークを実現することができる、と考えています。プロフェッショナルなチームワークというのは、お互いどうし、嫌いあっているよりは好きあっている方が良いにしても、必ずしもお互いの好き嫌いにそのまま影響されるわけではない、と言うのはそのためです。

プロフェッショナルなチームワークにとっては、好き嫌いよりはそうした原理や原則、基準を共有していることの方がよほど大切だ、と考えているということです。