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zoom RSS 特定秘密保護法の成立

<<   作成日時 : 2013/12/09 18:29   >>

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特定秘密保護法が成立しました。世論を敵にまわしての成立です。

もともと日本は機密情報が漏れやすいと言われていたようです。確かに国家としてそれは問題だと思います。

ただ一方で、もう一つ重要な問題が有ります。

問題なのは官僚の体質です。非常に強い隠ぺい体質を持っている、という事実もそうですし、官僚の裁量行政なども大きな問題です。ルールが明確でないことに乗っかって官僚がその裁量で権力を行使する傾向があるからです。

わかりやすい例を挙げますと、ドイツでは高速は制限速度なしが普通です。ですから飛ばす車は信じられないスピードで走っています。しかし、一旦100キロとかの制限があると今度は驚くほどそれを守って走ります。
つまり、ルールが明確で誰の目にもはっきりしていますから守るのです。

でも日本は違います。高速で80キロ制限でも本当に80キロで走っている車の方が少ないくらいでしょう。でも、パトカーがいるととたんにみんな制限速度で走る。いつもと同じように走ったらつかまるかもしれないからです。でも、つかまらないかもしれない。

もちろん、100キロで走っていてつかまることはあります。私も若いころつかまりました。
このように80キロ制限のところを100キロで走っていてつかまるのは、単に運が悪かったとしか言いようがないのです。ルールがアバウトで、捕まえる側の裁量に任されているのが日本だからです。

いずれにせよ、機密情報の保護がいかに大切であっても、その前に都合の悪いこと、もしくは悪くなるかもしれないことは隠そうという官僚の習性の問題や、ルールのあいまいさを自分たちの都合のいいように利用するという官僚の悪癖をまず何とかする、という姿勢を明確に示し、それを担保しないと、国民は納得しないでしょう。

機密情報を保護する法的な整備の必要性は有ると思います。

しかし、法を運用する官僚の隠ぺい体質や、裁量行政の問題など、基本的な体質の問題は今回の法案では全く考慮に入れられていないように思います。このままだと最初は多少遠慮はするでしょうが、間違いなく官僚の裁量で運用はなされるようになっていくでしょう。

このように官僚による自分たちの都合のいいような法の運用、という危惧は誰しも感じるわけですから、新聞などの情報を見る限り反対の声が圧倒的に多いのもうなずけます。




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